ゲーム 評価・レビュー・感想

呼ぶな、あっちいけ! コール・オブ・クトゥルフ 評価・レビュー・感想

 『コール・オブ・クトゥルフ』の評価・レビュー・感想記事です。

 ネタバレなしでゲームの面白さを紹介していきます、ななさき(@nanasaki_blog)です。

 なお、本作はCERO「Z」指定ソフトとなりますので記事を読む際にはご注意ください。

この記事を読むメリット

  • コール・オブ・クトゥルフの面白いポイントが分かる
  • 実際にプレイした感想・不満点がネタバレなしで分かる
  • 購入を悩んでいる人を後押しするレビューです

ゲームの評価

プレイ時間:約20時間

個人的評価:Cランク(自分には合わなかった)

 コール・オブ・クトゥルフ。

 クトゥルフの呼び声。

あなたは呼びかけられたらどうしますか?

発狂? SAN値ピンチ?

 僕は一言こう言いたい。

 呼ぶな、あっちいけ! と。

『The Sinking City ~シンキング シティ~』のレビュー記事もよかったら見ていってくださいね

同じくクトゥルフ神話がベースのゲームとなっています

開発元Cyanide Studio(シアネード)
発売元Focus Home Interactive、オーイズミ・アミュージオ(日本版)
発売日2018年10月30日(日本発売はPS4で2019年3月28日)
対応機種Nintendo Switch・PlayStation 4・PC(Steam)
ゲームジャンルアドベンチャー、サスペンスホラー、コズミックホラー
CEROレーティングZ(18才以上のみ対象)

コール・オブ・クトゥルフは何が面白い?

あまりに陰鬱すぎるロケーション

舞台はダークウォーター島。
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

 コールオブクトゥルフの舞台はダークウォーター島。

 名前のとおり海は暗く、どこか陰鬱な雰囲気を漂わせる港町です。

いるだけで憂鬱な気分になる場所。

そこで長時間主人公としてプレイします。

 こんな場所にいたらどうなりますか?

 そう。だんだんと明るい気持ちは消えていきます。

 強制的にテンションを下げてSAN値を減らす!

 それがコールオブクトゥルフだ!!

なんだろう
やる気なくなってきた

現実にまで影響を及ぼすとは
恐るべし、コールオブクトゥルフ

気づいた時にはもう遅い 忍び寄る宇宙的恐怖

ただ孤独を感じ、恐怖する。コズミックホラー。
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

 最初は不親切な人ばかりの暗い街だと思っていた。

 でもこの街は何かがおかしい。

 探偵である主人公となって、ダークウォーター島を探索するアドベンチャーゲームです。

調べれば調べるほどおかしいことばかり見つかってしまう。

およそ現実的じゃない歴史を持つ島、ダークウォーター島。

 排他的、犯罪、違法酒場、寂れた職場。

 最初は単純な治安の悪さから恐怖を感じていましたが、

 ゲームを進めるにつれ、理解できない超常的存在を感じ取り、それに対する恐怖を感じるゲームスタイルへと変わっていきます。

「コズミックホラー(宇宙的恐怖)」

これはクトゥルフ神話を作ったとされているラブクラフトが提唱した概念で、

”無機質で広漠な宇宙において人類の価値観や希望には何の価値もなく、ただ意志疎通も理解も拒まれる絶対的他者の恐怖に晒されているのだという不安と孤独感” を指します

引用:クトゥルフ神話 | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 何かがおかしいことはわかる。でもそれが何かはわからない。

 何をどうすれば解決できるのかわからない。

 そのような無力感をよく表現できているゲームです。

今見ているものが現実なのかがわからない
調べれば調べるほど沼にハマっていく

超常的存在に対する自分の無力感に打ちひしがれます

日常から非日常へ。落ちるのは一瞬。
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

それでも抗え! スキルと正気度システム

スキルマックスで超人になれるかも?
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

 今まで述べてきたコズミックホラーの世界観。

 それをさらに助長し、没入感をもたらすのがこのスキルツリーです。

 どれを鍛えるかで何ができるかが変わり、ストーリー展開に影響を及ぼすでしょう。

筋力を鍛えれば、いざというときにぶん殴って解決できます。

話術を鍛えれば、相手を説得し、無駄な争いを避けられるでしょう。

 また、もう1つコズミックホラーを支えるシステムがあります。

 それが正気度。

 主人公が理解できない恐怖に直面するとこのゲージが下がります。

 完全になくなると発狂してしまうでしょう。

しかし、狂気に染まると見えてくるものがあります。

そもそも狂っているのでしょうか?

人が知るべきではないことを知ってしまった。それだけなのです。

 実際にゲーム中では、正気度を減らすことで知れる真実というものが存在します。

 狂気と上手く付き合うのがゲームを楽しむ秘訣です。

とりあえず筋力に振るのだ。筋肉はすべてを解決する。
脳筋マッスル! 脳筋マッスル!

SAN値を上手に管理しましょう
時には引くことも大事ですよ

正気度を高く保っていては見えないものもあります。
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

実際にプレイした感想と気になった点について

怪しげな集団。
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

 実際にプレイした感想としては、序盤から中盤くらいが面白かったです。

 ただ、終盤は少し肩透かし感があったかなと。

結局のところ、相手は人の手に負えない超常的存在なので振り回されっぱなし。

終盤へ進むほど盛り下がり、そのまま終わってしまうことが多いんですよね、クトゥルフ神話がテーマのゲームって。

 ただ、ゲームシステムと相まって、雰囲気作りがよくできています。

 クトゥルフを題材としたゲームが、気が滅入るかどうかで評価されるとしたならば、このゲームはしっかりと気が滅入るのでその点で良しと言えるでしょう。

 これも含めて気になった点を下記にまとめてみました。

  • クリア後の余韻がない。えっ? これで終わり感が強い。
  • 謎解きやステルス要素がメインのゲーム。良くも悪くも雰囲気ゲー。
  • スキル振りでシナリオ展開が変わるので、周回プレイを前提としているのかもしれません。ただ、いまいち周回したいなという気持ちにもなりません。
    エンディングに関しては直前のセーブデータで全部確認しましたが、道中の細かい展開までわざわざ拾いたくなるものではないです。

逆に言うとアクションが苦手な人には結構あり

雰囲気を楽しみたい人をターゲットにしているのかも

シンキングシティとの違い

メインストーリーや探索を楽しめるのがコールオブクトゥルフ。
出典:コール・オブ・クトゥルフ | プレイステーション

 シンキングシティもクトゥルフ神話の狂気は描かれています。

 そのため、シンキングシティとコールオブクトゥルフどっちの方がいいの? と悩む人もいるでしょう。

 両方プレイした自分からすると大きな違いが2つあるのでまとめてみました。

シンキングシティとコールオブクトゥルフの違い

  • シンキングシティはサブクエストが多く、フレーバーテキストでストーリーが語られることが多いです。コールオブクトゥルフはそこが違い、メインストーリーがメインとなります。
  • シンキングシティはアクションゲームです。道中敵が出てきて、銃でドンパチします。コールオブクトゥルフは探索やステルスメインです。敵から逃げ隠れるのがメインです。

シンキングシティのレビュー記事も読んでみてください!

さいごに

 以上がコールオブクトゥルフのレビューとなります。

 クトゥルフ神話の世界観を堪能できるゲームでした。

個人的に思っちゃうのが、せっかくなんだから神話上のキャラバンバン出していく盛りまくりのクトゥルフ神話ゲームってないですよね。

こういうタイプのゲームでもやってみたいなあ。

 世界観はすごくいいので、クトゥルフ神話好きな人ならプレイするの結構ありですよ!

 皆さんもぜひプレイしてみたくださいね!

こんな人におすすめ

  • クトゥルフ神話が好きな人
  • 探索するアドベンチャーゲームが好きな人
  • ステルスホラー要素が好きな人
  • アクションゲームが苦手な人

-ゲーム, 評価・レビュー・感想
-, , ,