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PS5 ゲームレビュー

『FINAL FANTASY VII REMAKE』女の子みんなかわいい!

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
© 1997, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:©1997 YOSHITAKA AMANO


 『FINAL FANTASY VII REMAKE / ファイナルファンタジー VII リメイク』のPS4版をクリアしたのでレビューしていきます。

ポイント

 プレイ時間:約30時間
 個人的評価:Sランク(神作)

ファイナルファンタジー VII リメイクってなに?

 『FINAL FANTASY VII REMAKE / ファイナルファンタジー VII リメイク』は「スクウェア・エニックス」から開発・発売された「PS4(プレイステーション4)」でプレイ可能なゲームです。

 この作品はタイトルにもあるとおり、1997年に発売された『FINAL FANTASY VII / ファイナルファンタジー VII』のリメイク作品となっています。リメイクといっても本作は分作制となっており、ストーリー上はミッドガル脱出までを描いた作品となっています。 
 
 ゲームとしては現代風に一新されており、たとえばバトルシステムはRPGではあるものの、アクションRPG的要素とコマンドバトルの要素が組み合わさった形となっています。また、当然ながらグラフィックも大きく進化しており、現代のグラフィック技術によって再現された『FINAL FANTASY VII』の世界観は圧巻の一言です。

 このFF7シリーズはほかにもいろいろと関連作品があるのですが、本作を遊ぶにあたって当然すべてを遊ぶのが理想ですが、少なくとも『FINAL FANTASY VII / ファイナルファンタジー VII』『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII』のストーリーを把握しておくとより楽しめるかなと思います。 



それで具体的にはどんなゲーム?

 上ではRPGと書いたものの、実際にプレイした感想としてはアクションRPGです。
 スティックで移動しながら〇ボタンで敵を攻撃し、コマンドゲージが溜まったら従来シリーズのように魔法やアビリティを選択するという形です。イメージとしてはFF15に近いです。似ているという程度でシステムが一緒というわけではないです。操作キャラもバトル中に変更できます。

 これに関しては、現代風になったなという印象です。いまどきコマンドバトルは受けが悪いのではという考えでバトルシステムを今回のように変更したんだと思います。ゲームの出来の良さを考えるともコマンドバトルだからといってマイナスになるわけではなかったと思いますが、個人的にはこのFF7リメイクのバトルシステムは評価しています。
 理由としては、グラフィックがリアルだからです。
 どういうことかというと、グラフィックがリアルであるがゆえにどうしても単純なターン制のコマンドバトルだと違和感が出てくるところがあります。見た目がリアルなのにキャラは棒立ちで順番に攻撃して、行動もコマンドで選んでとなるとゲームへの没入感が損なわれます。

 今回のバトルシステムはリアルタイムにキャラが動き回るので世界観への没入感がより深まります。これを個人的には評価しています。自分がそこまでコマンドバトルを好きではないという理由もありますが。ちなみに、コマンドは自分でショートカットを設定できるのでより止まらないバトルを演出でき、プレイの仕方によってはスタイリッシュなバトルができる点もいいですね。
 
 ストーリーとしてはFF7のストーリーを概ねなぞっていますが、より詳細に描かれています。そのため、FF7ではミッドガル脱出まで約3~5時間かかるのですが、今作ではそこまで到達するのに30時間かかります(個人のプレイの仕方にも影響はされます)



面白かった?(ネタバレ注意)

 すごい面白かったですね。
 もともとFFシリーズのファンではあるのですが、リアルになったFF7の世界を楽しむことができて、嬉しかったです。さすがスクエニ、圧巻のグラフィックを楽しむことができました。
 
 なにより、エアリスとティファがかわいくて仕方ないですね。ちなみに、ほかにも女の子はいますが軒並みかわいいです。
 自分はティファ派ではあるのですが、今作のエアリスの恋愛テクニックはすごかったですね。クラウドがティファからエアリスに乗り換えても仕方ないくらいの圧倒的テクニックでした。

 また、コマンドバトルがあまり好きではないのですが、そこも程よく現代風にシステム変更が入った点もよかったですね。バトルもサクサクと楽しめ、ある程度プレイヤーとしての腕前が発揮できる点が楽しかったです。
 
 ストーリーに関してですが、これは驚きましたね。
 そのままFF7のストーリーをなぞるのかと思っていたら、ある程度なぞったうえで改変され、特にあのキャラが生き残ったシーンはびっくりしました。本当に勝っちゃったという感じ。
 巷ではフィーラー=原作厨みたいな説もありますが 、どうなのでしょうか。それをプレイヤー自身で倒させたということは、今後はエアリス生還エンドの新展開になるという意味なのでしょうか。どちらにせよ次回作が楽しみですね。


不満点はある?

・ダンジョンについて
 少し冗長に感じます。ボリュームを増やすためなのかもしれないですが、ダンジョンが長いです。代り映えもしないので少し疲れます。特にエアリスをアームで運ぶシーンはなんであんなに移動が遅いんでしょうか。

・ストーリーについて
 このゲームは正直ファン向けであり、プレイするほとんどの人はもともとのストーリーや設定を知っているから今作のストーリーを楽しめると思います。
 ただ、まったく知らないFF7シリーズ初見です、という人がいたら一部分かりにくい演出があるので、その点で完全新規にはオススメしにくいのかなと思いました。特に序盤のセフィロスのシーンは意味不明と思う人もいるでしょう。あれだけだと完全にクラウドはヤバいやつですからね。間違ってはいないですが。


さいごに

 シリーズファンにはまごうことなき神ゲーだといえます。
 ただ、完全新規の人はストーリーを理解しにくいと思われるので、軽くFF7シリーズの設定などを調べておくことを推奨します。そうするとより本作を楽しむことができるでしょう。

・FFシリーズ、特にFF7シリーズが好きな人

・科学とファンタジーが融合した世界観が好きな人

・良質なグラフィックを楽しみたい人

  • この記事を書いた人
お茶目な「ななさき」

ななさき

年間プレイ時間1000時間、毎月新作を1本はプレイする生粋のゲーマー。 ゲームレビューとゲーミングデバイスの使い心地を発信するブログ「ななさき」の運営者。

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