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PS5 ゲームレビュー

普通に面白い でもオレが期待しすぎた ダイイングライト2 評価・レビュー・感想

2022年7月9日

 ダイイングライト2の評価・レビュー・感想記事です。

 ネタバレなしでゲームの面白さを紹介していきます、ななさき(@nanasaki_blog)です。

 なお、本作はCERO「Z」指定ソフトとなりますので記事を読む際にはご注意ください。

この記事を読むメリット

  • ダイイングライト2の面白いポイントが分かる
  • 実際にプレイした感想・不満点がネタバレなしで分かる
  • 購入を悩んでいる人を後押しするレビューです

ゲームの評価

プレイ時間:約40時間(メインクエスト完走+サイドクエスト一部+探索)

個人的評価:Bランク(良作)

 ゾンビ+パルクールアクション。

 追うか、追われるかで話題をかっさらったゲーム、ダイイングライトが2になって帰ってきた。

発売前から大注目されているゲームでした。

自分も1がめちゃくちゃ面白かったこともあって、発売すぐ購入しましたね。

 ちなみにプレイしたことがない人に簡単に説明すると、

 というか上に書いてる通りになっちゃうんですが、

 いわゆるゾンビに支配された世界を駆け巡るオープンワールドゲーム。

 パルクールアクションが爽快なダイイングライトの続編、それがダイイングライト2です。

ダイイングライトは革命的でしたね

オープンワールドとパルクール、ゾンビとの鬼ごっこが完全に合ってました

開発元テックランド
発売元テックランド
発売日2022年2月4日
対応機種PlayStation 4(5)・Xbox One(X/S)・PC
ゲームジャンルサバイバルホラー・オープンワールド
CEROレーティングZ(18才以上のみ対象)

ダイイングライト2は何が面白い?

華麗なパルクールで街を駆け抜けろ

ゾンビが溢れているからといって、ずっと部屋に引きこもっているわけにはいかない。
出典:Dying Light 2 公式サイト

 

 ダイイングライトと言えばパルクール。

 これがこのゲームの楽しみと言えるでしょう。

一人称視点でのアクションに特化しており、かなり直感的に動けます。

よくある壁とかにぶつかってもぞもぞしてしまう、なんちゃってパルクール感は少ないです。

 最初はパルクールでできることも少なく、パルクールのレベルを上げると色々なスキルが使えます。

 例えば、最初は壁を走れなかったけどレベルが上がると壁を走れたり、

 ゾンビにドロップキックかまして吹き飛ばしたりできるようになります。

さらにダイイングライト2では動きがより立体的に。

パラグライダーやフックで摩天楼を駆け巡る上下の動きが追加されました。

新たな滑空アクション等が導入されて
もっと自由に街を駆け巡れるように

序盤はクラシックに走って跳ぶスタイル
中盤以降は跳んで飛ぶスタイル

ただ走って跳ぶだけじゃない。滑空だってできるように。
出典:Dying Light 2 公式サイト

ゾンビに支配された世界

夜は人の世界ではなくなった。
出典:Dying Light 2 公式サイト

 本作はアウトブレイクが広まり、ゾンビだらけになった世界です。

 辛うじて生き残っている人類同士で協力しあって、日々を凌いでいる状況です。

本作のゾンビは紫外線に弱く、昼は比較的安全に活動できます。

しかし、夜になると話は別。

人を喰らおうとゾンビが街に溢れ、襲い掛かってきます。

 じゃあ、昼だけ活動してればいいじゃないかって?

 貴重な物資はどこにあると思います?

 そうです、建物の中です。

 建物の中は電気もないので、真っ暗です。

 ゾンビはどこにいますか? 暗い場所にいるんですね、これが。

日中は暗い建物の中にいるゾンビたち。夜になると建物から這い出てきます。

つまり、人類は貴重な物資を回収するために、

昼に危険な建物に入るか、危険な夜の街を駆け巡り、ゾンビの留守を狙うかしかないわけです。

 もし、そんな危険な夜の街を駆け巡り、物資を根こそぎ持って来てくれる人がいたらどうでしょう。

 みんなから尊敬され、称賛されますね。

 それが本作でナイトランナーと呼ばれる存在です。

 あなたはナイトランナーになりますか?

誰もがゾンビ相手に戦えるわけじゃない

だからこそナイトランナーは尊敬されています。
いや、いました......。

夜でも戦え!
出典:Dying Light 2 公式サイト

敵はゾンビだけじゃない 他人を信用するな

世界には善人ばかりがいるわけじゃない。
出典:Dying Light 2 公式サイト

 そんなゾンビばかりがいる世界観。

 みんながみんな協力し合っているわけじゃない。

 他人を蹴落としてでも裕福に、安全に生きたい人たちがいる。

空き巣に強盗、この殺伐とした世界では生きるためになんでもします。

ゾンビから奪うより生身の人間から奪う方が簡単だからね。

 主人公も何度も何度も信用しては裏切られるを繰り返してきます。

 他人が信用できなくなっていきます。

 それでも人の善良さを信じて、市民を助け続けるかどうかはあなた次第。

みんなで協力し合えばいいのに!

綺麗事を言っていられないほど、みんなカツカツなんです

こいつが味方なら頼もしいね。でも残念、敵だよ!
出典:Dying Light 2 公式サイト

実際にプレイした感想と気になった点について

飛び道具もあります。ドロップキックした方が早いけど。
出典:Dying Light 2 公式サイト

 結論から言います。

 バグが多いです。あと自分が期待しすぎてて拍子抜けしちゃいました。

 良作といえば良作だけどって感じです。

 理由は下記の通り。

パルクールについて

エリア構成がパルクールを考慮して作成されているので、様々なパルクールアクションを楽しめます。

ただ、思ったようなパルクールアクションができなくてもどかしい一面があります。

色々アクションができるがゆえに誤爆してしまうのです。

ゾンビの弱さについて

難易度ノーマルでプレイしましたが前作に比べるとゾンビがやたらと弱くなっている気がします。

前作だと追われて捕まるとすぐボコボコにされる印象だったが、今作は割と囲まれても全滅できます。

なお、ボラタイルは依然強く、逆にボッコボコにされます。

ストーリーについて

ストーリーについては分岐があります。

基本的には勢力が2つあり、どちらかに味方するかで展開が結構変わるので両方気になりますが、チャプターセレクトのようなストーリーをやり直す術に乏しいので確認しづらいのが難点です。

あと主人公が脳筋ですぐに手が出るので、そういうつもりがないのに敵対ルートへ入ったまま進んでしまうこともあります。

初見の人にはサバイバー優先のルートが王道展開っぽいのでそれをおすすめ!

バグについて

ゲームそのものとしては、Day1パッチが当たるまでは致命的なバグが多くて酷かった模様。

ただ、自分がプレイした限りではオープンワールドあるあるバグといった感じで済んでいます。

進行不能バグは有名ですが、自分はそういう致命的なものにはあまり遭遇しなかったです。

どちらかというとバグなのか仕様なのかわからないものが多く、案内が不親切だと感じました。

例えば、敵を全部倒しても進まないと思ったら、自分の想定よりも遠くの敵まで進行ノルマの範囲に入っていたりするなど。

ただ、細かい点でのバグらしきものは多いので、結構プレイ中にイライラすることがあるのでその点はマイナス。

例えば、画面がたまに黒くちらつく。プレイには支障がないものの、やはりそういうのがあると鬱陶しい。もしかしたら演出かもしれないけど。

個人的にショックだったこと その1

PS5ではレイトレーシングのFPSが低いので、快適なプレイとはいきませんでした。

必然的にパフォーマンスモード一択となります。

にもかかわらずパフォーマンスモードのFPSもいまいち安定しない。

それだけこのゲームが高スペックを要求するのかもしれませんが、ちょっと残念でした。

個人的にショックだったこと その2

前評判で500時間はプレイできるというやり込み要素が挙げられていましたが、いまいちそこまでやり込もうという気になれませんでした。

この500時間というのはストーリーやり直しやアイテム強化とか諸々ひっくるめて500時間はかかるよ、という意味だとは理解していますが、

そこまで重厚なコンテンツ量、質だとは感じられませんでした。

まあ、これは個人の好みの違い。あと、関係ないけどストーリー展開で一部のサイドクエストが消えるようなので注意しましょう。

レイトレーシング期待してたんだけどなあ

ゲームによってレイトレーシングの出来はかなり差がありますね

さいごに

平和な街並み。ゾンビいるけど。
出典:Dying Light 2 公式サイト

 以上がダイイングライト2のレビューとなります。

 結論としては、概ね面白いし、普通に良ゲーでした。

ただ、色々と粗い作りだとも感じてしまったのでその辺りを今後改善してもらいたいですね。

アプデで細かい点が改善されれば、一気に評価も爆上げする、かもしれない。

 最後に一言。

 規制がないので首が吹っ飛んでいったり、爆散したりと色々とリアルです。

 でもZ指定だからこれが当たり前だよね。

 Z指定の有効活用素晴らしい。この点ではこのゲーム神ゲーです。

こんな人におすすめ

  • パルクールアクションが好きな人
  • ゾンビゲーが好きな人
  • オープンワールドのやり込みゲーが好きな人
  • この記事を書いた人
お茶目な「ななさき」

ななさき

年間プレイ時間1000時間、毎月新作を1本はプレイする生粋のゲーマー。 ゲームレビューとゲーミングデバイスの使い心地を発信するブログ「ななさき」の運営者。

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