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【書評・評価・感想】『ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役作家による本音ダダ漏れ指南書』ラノベ作家を何となく目指す人は読んだ方がいい

【書評・評価・感想】『ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役作家による本音ダダ漏れ指南書』ラノベ作家を何となく目指す人は読んだ方がいい

 ななさきです。今日はkindleで「ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役作家による本音ダダ漏れ指南書」という本を読んだので紹介していきます。ちなみに、読了時間は約1時間30分でした。

本の情報

題 名:ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役作家による本音ダダ漏れ指南書
著 者:のみのみそ
発売日:2020/3/17

本の概要

『良い作品を書けば人気が出る』というのは幻想だ。
ネットが普及したこの時代、人気が出るかどうかは作品の良し悪しだけで決まるわけではない。現役ラノベ作家の著者がアマチュア時代から商業デビューと幾度かの出版を経て痛感した今のラノベ界を語る。
ラノベを書くのに必要な才能は? 長編ラノベを書き上げるまでにぶつかりがちな壁は? 褒められたものではないが人気を得るのに有効な手段とは? ラノベ作家という仕事のメリットとデメリットは? お世辞にも優等生的とは言えない、ちょっと変わった視点から切り込んでいくスタイルでWebからラノベ作家デビューを目指すワナビの背中を押す。
いつかラノベ作家になりたいと思っているあなた、読むだけに飽き足らず自分でラノベを書き始めたあなた、趣味でラノベを書いているが壁にぶつかっているあなた、今まさにラノベ作家としてデビュー目指して執筆活動に精を出すあなたへと贈る4つの心得と11のTIPS。

■目次
第一章 ラノベを書くには才能が必要か?
第二章 ラノベ作家に学歴は必要か?
第三章 現実をしっかりと受け入れるための心得
第四章 ラノベ作家を目指すための下地作り
第五章 実際に長編を書き上げてみよう
第六章 人気作品を書くためのTIPS
第七章 ラノベ作家が理解しておくべき『今』という時代
第八章 実際に作品をWeb小説投稿サイトに投稿してみよう
第九章 作品の書籍化
第十章 将来の展望

引用元:ラノベ小説家になろうともがくあなたへ贈りたい 現役作家による本音ダダ漏れ指南書 | Amazon kindleストア

 本書は「ラノベ作家になりたいという漠然とした夢を持っているが何をしたら良いのかわからない人」「ラノベ作家になろうと執筆にとりかかったのは良いけれどうまく物語が書けないでいる人」「ラノベを書いているがどうにも読者が増えないでもどかしい思いをしている人」を対象としています。

 現役作家という視点からラノベについて述べており、物語の作り方について実用的なことを学べます。また、ただなりたいですというだけではなれないラノベ作家の厳しい現状についても学べ、本当にラノベ作家になりたいのか、そもそもラノベ作家とは何かを改めて認識させられる1冊となっています。



本の感想

 この本ではいろいろな観点でラノベ作家について学べるのですが、その中でも印象に残ったことについて感想をお話しします。



「良いものが売れるという幻想」から感じたこと

 世の中で売れる(アクセスされる)のは良い作品ではなく『良くも悪くも高い認知度のある作品』です。どれだけ良いものを作っても認知されなければ有名な駄作に劣る。これはクリエイターにとって認めがたい事実ですが、これを受け止められなければラノベ作家としてやっていくのは難しいでしょう。

第三章 現実をしっかりと受け入れるための心得 1.良いものが売れるという幻想 より引用

 これはまさにその通りだと自分も思います。
 良いものを作れば売れるとよく言われますが、これには前提条件があり、きっと本当は(知名度がある状態で)良いものを作れば売れるということでしょう。

 まったく何も誰も知らない状態から作品の良さ1つで知名度を上げていき有名になる。これが難しいのは誰でもわかることで、中にはそのようにして成功したものもありますが、だいたいの作品には運がよかったという要素もあるのではないでしょうか。

 これはブログにも同じで、どれだけ良い記事を書いても認知されなければ意味がない。
 注目される記事を書く、もしくはその環境を整えることが不可欠だと感じます。
 例えば、あえてライバルの少ないジャンルの記事を書き、目立つようにするなど。

 ただ、人気ジャンルはそれだけ見る人も多いから人気なわけであり、知名度を得るためには需要と供給を読み取る力が必要でしょう。

ポイント

世の中で売れる条件、それは良い作品ということではなく、認知度があるかないか。



「何のためにラノベを書くのか」から感じたこと

 ラノベ作家を目指すあなたが選べる道は大雑把に言うと実質二択です。
・自分が書きたいものでは無いけれど読者が求めているものを書くことで支持を得る
・たとえ読者がほとんどいなくても良いから自分が書きたいものを書く
 端的に言うと『自分を曲げて利を取る』か、それとも『利を捨てて自分を貫く』かです。

第三章 現実をしっかりと受け入れるための心得 3.何のためにラノベを書くのか より引用

 ラノベ作家に限らず、だいたいのことに共通するのではないでしょうか。先ほどの良い作品が売れる作品ではないに通ずるところもありますね。

 ブログもそうですが、書きたいものを書いていろいろな人に読まれるのが一番です。しかし、そう現実は甘くない。
 自分が書きたいジャンルについて興味がある人は1人もいないけれども、自分が書きたくないジャンルについて興味がある人はたくさんいる。
 そんなとき、どうするのかということですね。

 富と名声を得る手段としてラノベ作家になりたいのか、それとも自己表現をするためにラノベ作家になりたいのか。どちらも選ぶも自分次第。ただし、好きなものを書いているのなら読者が少なくても仕方がない。

 自分としては人気ジャンルで好きなものを書くを選びますかね。本当に悩ましいです。

ポイント

富と名声を得る手段としてラノベ作家になりたいのか、それとも自己表現をするためにラノベ作家になりたいのか。どちらも選ぶも自分次第。ただし、好きなものを書いているのなら読者が少なくても仕方がない。



さいごに

 この記事では第3章についてピックアップして感想を書きましたが、ほかの章もためになることが書かれていおり、文章を書けずに作品を完成させられない人へのアドバイスなどもありました。
 なんとなくラノベ作家を目指しているという人は一度読んでみてもいいと思います。
 
 ちなみに、自分は「Kindle Unlimited」で読みました。
 登録している人はぜひ読んでみてください。もちろん登録していない人にもおすすめです。

こんな人におすすめ

・なんとなくラノベ作家を目指している人

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